中国の路線バス
時刻表がない
日本のようにバスの時刻表はありません。バスによって3~5分の間隔、15~20分の間隔で運行しています。バス停によっては次のバスが来るまでの時間を表示している場合もありますが、表示がないバス停もあるので基本的にはバス停で次のバスが来るのを待ちます。ですので、バスを利用する時には時間に余裕を持った方が良いですね。
バス右前のドアから乗車
基本的に2扉のバスは前方の扉から乗車し、3扉の場合は中間の扉から乗車します。乗車する扉を間違えると注意される場合もあるので、現地の方が乗車した扉から続いて乗車しましょう。
料金は先払い
乗車後、扉横の料金箱に運賃を支払います。都市部と農村部で多少の料金差はありますが、基本的には1回の乗車につき1元(約15円)又は2元(約30円)です。日本のバスのようにバス内での両替はできないので、事前に小銭を準備する必要があります。
目的地に行くことが出来るバス停を探す
まずは地図アプリやマップなどを使って、目的地に行くことが出来るバス停の場所を調べましょう。バス停の場所がわかったら、中国の道路が右側通行ということに注意をして、自分が行きたい方向に進むバス停でバスを待ちます。この時に自分が乗るバスの、路線の番号を確認するのも忘れないようにしましょう。
バスを呼び止める
自分が乗りたいバスが来たら、手を挙げて呼び止めましょう。運転手によってバス停で待っている人が乗りそうにない場合、そのまま通り過ぎてしまうことがあります。また次のバスが来るのを待つことがないように、手を挙げて運転手に乗車の意志を伝えましょう。
前方の扉から乗車し、運賃を支払う
乗車したらまずは運賃を支払います。バス停の看板や料金箱に運賃が書いてあることが多いので、料金を確認をしましょう。現金で支払う場合はお釣りが出ないよう、小銭で用意することを忘れないように!
バスによってはICカードでお支払いができる場合もあります。事前にICカードを購入していれば、タッチでの支払いが可能です。カードの購入などに手数料等もかかりますので、ICカードは長期で利用する方向けとなります。
乗車中
中国のバスは速度が早く、運転が荒い場合が多いので、立っている場合には必ずつり革や手すりに捕まりましょう。また、中国語ではお年寄りや妊婦さんに席を譲る姿がよく見られます。言葉がわからなくても、思いやりはきっと伝わるはず!皆さんも席を譲ってみましょう!
バスから下りる時
社内アナウンスや電光掲示板を確認して、降りるバス停を確認しましょう。中国のバスは降車ボタンが付いていないことがほとんどですので、降りるバス停が近づいたら、後方の扉に移動し降りる準備をする必要があります。不安な場合は、乗車した時に運転手さんに降りる駅を伝えておくと良いかも知れませんね。