地域情報：広州
地域情報：広州
基礎情報
中国の南部にある広東省の省都で、中国第3の都市とも言われています。面積は7400㎢ほどで宮崎県とほぼ同じ大きさですが、1200万人もの人が暮らしています。広州の歴史は長く、唐の時代から海のシルクロードの起点として栄えてきました。その後も海外との貿易を中心に発展をしている州で、多文化が混合している場所でもあります。また、広東料理の故郷として、「食は広州に在り」と言われるほど食材が豊富な地域でもあります。
気候
年間平均気温は22度前後と高く、湿度も高いため高温多湿な地域です。4月～6月は雨季のため雷を伴った豪雨の日が多く続きます。7月～10月は最高気温が35度前後にもなり、長く暑い夏になります。1番寒いとされる12月～2月の真冬日でも最低気温が10度を下回ることはほとんどなく、温暖な気候です。そのため、暖房設備がない建物がほとんどです。
交通
広州白雲空港があり、日本の各空港から直行便が出ています。広州内は地下鉄、鉄道、バスが発達しており交通がとても便利です。広州の公共交通機関を利用する際には、「羊城通」というICカードを利用すると便利です。コンビニで購入することができ、切符料金よりも安い交通費で利用することができます。
物価
上海や北京に比べると物価は安いですが、中国では比較的物価が高い地域です。特に家賃が高く、日本とそこまで変わらないでしょう。ですが、ローカルな食事の場合は、安い料金で食事を楽しむことができ、様々な食材を購入することもできます。広州に滞在する場合は、食費を抑えることで全体の留学費を抑えることができるでしょう。
